保安官エヴァンスの嘘(1) (少年サンデーコミックス)

「恋?愛?興味がないな」
…嘘だ。本当はモテたい。切実に。

強き者が掟であった頃、西の荒野のどこかで。
全ての犯罪者が最も恐れる保安官がいた。
彼の名はエルモア・エヴァンス。
超一流、西部最強のガンマンでもある彼は、モテたい。
幼少時から女性にモテたいと強く願い、
「ガンマンはイケてる」という(時折ゲスな)父の教えを学んだ。
だが未だに、恋人いない歴イコール年齢。
女性の前でついカッコつけてしまう彼は、モテないこともないのだが、
絶妙にうまくいかず、今日もモテる為に、祝福なき死闘を繰り広げてゆく。



だが彼の近くには、オークレイという賞金稼ぎの女性がいる。
エヴァンスのライバルで超一流の銃の腕前を持つが、
射撃一筋でまともな恋愛経験はない。生娘である。
お互いに相手が気になりながら…
「まあ、向こうにその気があれば別だけど」と思っているがっ!?

著者

栗山ミヅキ

出版社

小学館